SANRIKU漁師と学ぶわかめの授業
2017年8月30日(水)
石巻市立向陽小学校(宮城県石巻市向陽町4丁目13−24)
石巻市立向陽小学校 6年生、約85名
山徳平塚水産株式会社㈱、㈱シーフーズあかま
イベントレポート
石巻市立向陽小学校にて、6年生の3クラス計85名の子どもたちに三陸のわかめをテーマに食育授業を実施しました。
イベント前半では、食育PJリーダー平塚隆一郎氏(宮城県石巻市・山徳平塚水産㈱)より、フィッシャーマンズ・リーグと三陸・石巻の水産業について講義をしていただきました。
三陸のプロモーションビデオを流すと、そこに映し出された漁師たちの姿に生徒たちは食い入るように見入っていました。
写真:平塚隆一郎氏(宮城県石巻市・山徳平塚水産㈱)
その後、赤間俊介氏(宮城県塩釜市・㈱シーフーズあかま)が講師となり、「三陸のわかめ」に関するクイズ大会を開催。生徒たちはクイズを通して、わかめの生育や収穫方法、栄養素などについて楽しく学習しました。
写真:赤間俊介氏(宮城県塩釜市・㈱シーフーズあかま)
講義とクイズに参加した生徒たちからは、
「わかめの収穫量で宮城県が第2位と知って驚いた」
「わかめの根っこの部分が『めかぶ』だったなんて知らなかった」
「わかめには体に良い栄養素が含まれていると知って勉強になった」
など、感想が聞かれました。
イベント後半では、「三陸のわかめスープ」つくりに挑戦。
生徒たちは塩蔵わかめを水で戻し、包丁でわかめを一口サイズに切り、用意されたスープにわかめを入れるところまで体験しました。調理を通し、生徒たちはわかめの肌ざわりを手で感じ、わかめの歯ごたえを実感することができました。
授業全体を通して、
「今まで苦手だったわかめを食べられるようになった」
「三陸がもっと身近に感じられるようになった」
「わたしたちが水産物を食べられるのは漁師さん、水産加工の人たちのおかげだと思った」
「海のお仕事はテレビを見て大変そうだと思っていたけど、話を聞いてやってみたいと思った」
などの声が聞かれました。
調理実習の後、フィッシャーマン2人が給食にも参加。
生徒たちから海のお仕事についてたくさんの質問が飛び交い、楽しいひと時を過ごすことができました。